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「ただの神経痛かも」と言われた痛みと不安

右胸の奥に、ふとした動きでズキッと響く痛みがありました。
最初は大したことないと思っていたけれど、日に日に気になって、乳腺科を受診することにしました。

診察ではエコー検査をしても異常は見つからず、「神経痛かもしれませんね」と先生。
その言葉に少し安心しながらも、心のどこかで「本当にそうなのかな?」という不安が消えませんでした。

翌年、また同じように痛みがぶり返しました。
再び病院へ。やはり今回も「神経痛でしょう」とのこと。

でも、どこか納得できない自分がいました。
「自分の体なのに、こんなに痛むのはおかしい」
そんな気持ちを抱えたまま、次の年も痛みは続きました。

その年、対象年齢ではなかったけれど、先生から「気になるならマンモグラフィーをしてみますか?」と提案されました。
迷わずお願いしました。

そして、そこで“異常”が見つかったのです。

その後の検査で、診断は乳がん。
あの時の不安と恐怖は、今でも鮮明に覚えています。
まさか自分が――そう思いました。

でも、あの時、自分の体の声を無視せず、何度も病院へ足を運んで本当によかったと思います。
あの「痛み」は、私に何かを知らせてくれていたのかもしれません。

同じ世代だからこそ話せる、がんのこと・体のこと・心のこと

このブログは、同じように不安を抱えながら日々を過ごしているAYA世代のみなさんと、少しでもつながれたら…という思いで始めました。
症状があっても「気のせいかも」とか、「若いから大丈夫」と言われてしまうことって、実はすごく多いんです。

でも、「おかしい」と思うその感覚、どうか大切にしてほしい。
そして、ひとりで抱えないでほしい。

このブログを通して、そんな声を共有できる居場所を作っていきたいと思っています。

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